ガジェットおたくのレビューブログ

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書評:「夢をかなえるゾウ」by 水野敬也

のび太くん的なダメキャラ主人公の元に、象の姿で関西弁を話す胡散臭い「ガネーシャ」が現れて色々な助言をしていく話。感想としては書き方が面白くキャラ設定がちゃんとしていて読みやすかったです。いわゆるビジネス・啓発本なんですが、自分が読んだ中ではおすすめ度トップレベル。

 

ガネーシャが一見意味のないことを主人公にさせていきます。例えばトイレ掃除させたり、誰かにサプライズプレゼントさせたり、コンビニでお釣りを募金させたり、、、色々エピソードがありますが、この本が伝えたいことは「自分を変えるには行動すること、考えるだけじゃダメ」。こういうことは頭では分かっていてもなかなか出来ないんですが、「夢をかなえるゾウ」では実際に具体例を挙げて説明していて、しかもこのガネーシャはふざけてるのにやたら説得力があります。

この本が爆発的に売れたのち、続編が出たり、ドラマになったりアニメになったりしてます。だいたいこういうのは(映画とかもそうですが)一番最初が一番良いのです。だって一番売れたんだから。ちなみに本家のインドの神様ガネーシャは事業開始と商業の神、そして学問の神とされています。インド旅行に行ったらガネーシャの置物でも買おう。