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iPhone 7 PlusのカメラをiPhone 6の画質と比較してみた

カメラがすごいと噂のiPhone 7 Plus。その実態に迫ってみました結果、、、やっぱりすごかったですよ!以下、iPhone 6のカメラと比べてすごいなと思った点。

明るさ(Exposure)

まずは日が差しているところでの撮影。iPhone 7 プラスの方が明るく好ましい画像になってます。特にネットの部分を見ると明らか。ガンマを修正して暗い部分を明るく、さらに全体の明るさも少しあげてるんじゃないでしょうか。

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画像全体が明るい方が好まれやすいんですが、問題は白飛び。カメラセンサーのダイナミックレンジ(センサーが感じ取れる明暗の範囲)は人間の視覚と比べて圧倒的に狭いので、撮影した画像は白飛び・黒つびれしてしまいます。これを防ぐためにカメラでは色んな対策があり、例えば、ガンマを変更してコントラストを抑える、小さなエリアごとに露光を調節するローカルトーマッピング、露光の違う複数の画像を合成するHDRなどなど。これだけの画像では判断しにくいところです。

ローライト

光量が少ないところでの撮影はカメラの性能の違いが顕著に出ます。iPhone 7 プラスもノイズがかなり低減されています。デュアルカメラを両方使ってノイズを抑えてると思われます。

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ポートレートモード

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iPhone 7 プラスの特徴でもある、デュアルカメラを使って背景をぼかすポートレートモード。2016年のアップルのキーノートでもこの機能を使った写真が紹介されてました。しかし、自分はまだ改善の余地ありだと思っています。例えばこちらがiPhone 6と比較した画像。パッと見るといい感じにボケてますが、拡大するとアラが目立ちます。対象物と背景の境界がはっきりしてないと上手くいきません。

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だからキーノートで使った写真では輪郭がはっきりした人を使ってるんですね。

あと実際使うと分かりますが、適正な距離でないと上手く撮影できなかったり。アップルのことなのでこの辺りはきっとiPhone 8で改善してくれることでしょう。ちなみにポートレートモードについてもうちょっと詳しく書いた記事はこちら。

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